健康面だけでなく、精神面を整える瞑想の場所としての低温サウナ+水風呂の計画です。
変形敷地の余剰空間や既存植栽を活かし、10㎡未満で可能な増築計画としています。

遠赤外線による低温サウナとすることで、外部に対しても開口部を設け、坪庭から光の移ろいを取り込む空間となっています。
壁、床、天井は3重に高性能発泡断熱材(フェノバボード)を充填し、サッシはトリプルガラスの木製気密建具を用いる予定です。
断熱性を極限に高める他、床下備蓄水を設け、非常災害時にライフラインが絶たれた際の避難スペースとしても利用できるようにしています。

日常の中に非日常を取り入れる増築。
機能面だけでなく、精神面を充足する場所をつくる方法としてリノベーション、増築を捉えたいと考えています。

延床面積:8㎡
敷地:大阪府東大阪市
進捗:計画案